第48回全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)に出場し、いずれも金賞に輝いた佐賀学園と佐賀市民吹奏楽団が25日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事に受賞を報告した。
コンテストは3月に福井市であり、佐賀学園は高校の部に打楽器六重奏で、佐賀市民吹奏楽団は職場・一般の部にクラリネット四重奏で、九州支部代表として出場した。
山口知事は県内の団体の「ダブル受賞」に、「九州代表で出るのも難しいのに、すごいね。たいしたもん」とたたえた。歓談の途中、佐賀市民吹奏楽団が演奏を披露する場面もあり、聴き終わると「金賞を取るのがわかりました」と納得した様子だった。
佐賀学園3年の原田悠史さんは「演奏は楽しくできた。全力を出せたかなと思い、手応えはあったけど、『金』と言われた瞬間、びっくりしすぎて声が出なかったほどでした」と話していた。